連合国占領軍は1945年9月、日本に到着した。彼らの最優先事項は日本の捕虜収容所で亡くなった連合軍兵士の遺骨収容だった。
連合軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥は横浜に司令部を置いた。横浜は1859年以来、日本と西洋諸国を結ぶ重要な玄関口の一つとなり、日本を近代大国へと変貌させた文化交流において重要な役割を果たしていた。西洋人は1854年以来、横浜の外国人墓地に埋葬されている。
アメリカは日本各地に多くの仮設墓地を設置した。横浜では横浜カントリー＆アスレチッククラブの運動場が、アメリカ人と英連邦軍の戦死者のために使用され、また山下町の接収された建物が霊廟として使用された。
英連邦占領軍（BCOF）の司令部が広島県呉市に置かれたにもかかわらず、BCOFの司令官ホレス・ロバートソン中将は1946年7月4日、横浜市18区の一つである保土ヶ谷区を英連邦戦死者墓地の建設予定地として正式に選定した。そしてアンザック局が予備設計し、オーストラリア戦死者墓地設営隊がこの地に英連邦戦死者の遺骨を安置した。
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